新常識の痛みの原因について、対話形式で説明いたします。
- 一般的に、痛みの表現は多様であり、このサイトでは特に筋拘縮に起因する疼痛や慢性痛を「痛み」と表現しています。
- 痛みの原因は多岐にわたりますが、このサイトでは特に筋拘縮による酸素不足による痛みの物質発生に焦点を当てて説明しています。
- 一般的な考えに関しては「常識」、ドクターと当院の考えに関しては「新常識」と表現しています。
- 説明の途中に出てくる引用については、専門的な言葉が多いため、読み飛ばしていただいて問題ありません。
新常識の痛みの原因の説明は、言葉を並べるだけでは非常にわかりにくいため、下記の登場人物による対話形式で説明いたします。
少し長い説明になりますが、非常に重要な内容ですので、ぜひお読みいただければと思います。
- 観音さま
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新常識、痛みの原因の概要を伝えるキャラクター
- 常識くん
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新常識、痛みの原因を知らないキャラクター
- 院長
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新常識、痛みの原因、筋肉弛緩療法を具体的に伝えるキャラクター
ストレッチ、マッサージ、筋トレで良くなりましたか?
最近、肩こりがひどいな~。腰も痛いし、またマッサージに行ってみようかな~。それともストレッチや筋トレのほうがいいかな~。
ちょっと待ってください!!
硬い筋肉に対して強いストレッチ、マッサージ、筋トレをすると、痛みが改善するどころか、悪化する可能性がありますよ。
それ本当ですか~?
よく痛みを改善する方法として、ストレッチ、マッサージ、筋トレをしなさい!って良く言われるじゃないですか。常識ですよ。
それらをして、痛みが良くなりましたか?
う~ん、一瞬良くなった気がするけど・・・すぐに痛みが出てきてしまうのです。もっと通わないと駄目なのかな?
おそらく通っても良くならないと思いますよ。
ストレッチ、マッサージ、筋トレはいずれも痛みを改善する方法ではない可能性があります。
そうなのですか?では、どのように痛みを改善すれば良いのでしょうか?
痛みの原因は、神経圧迫、筋肉の衰え、骨が歪んでいるからではない
痛みを改善する方法を知る前に、そもそも痛みの原因が何かを知ってますか?
知っていますよ!
神経圧迫、筋肉の衰え、骨が歪んでいるからですよね?常識ですよね。
いえ、「神経圧迫」の神経は、痛みの信号などを伝えるためのもので、コンセントのような働きをしますが、圧迫しても痛みを感じることはほとんどないので、痛みの原因とは言えません。
それって本当ですか~?
ヘルニアとかで神経圧迫で痛みが出ると説明されるじゃないですか。
そのように説明される方も多いですね。
しかし、ドクターの滋賀医科大名誉教授の横田敏勝先生は著書の「臨床医のための痛みのメカニズム」で、正常な脊髄神経根の圧迫は痛みを生じないと言われています。また、ドクターの筋筋膜性疼痛症候群研究会(MPS研究会)名誉会長の加茂淳先生もヘルニアにかかわる神経根痛を見たことがないと言われています。
つまり、神経圧迫による痛みの事例が少ないことをドクターが認めています。
神経痛一般の発現機序
痛覚線維の生理的興奮は、その末梢の自由終末にある痛覚受容器(侵害受容器)が刺激されたときにみられる。
自由終末と脊髄を継ぐ部分からインパルスが発生することはめったにない。
神経根痛
脊髄後根を圧迫すると神経根痛(radicular pain)がでて、圧迫された後根の支配領域に痛みが走るとみられている。しかし、この考えは特別な場合にしか通用しない。たとえば、脱髄線維を含む脊髄後根への機械刺激は神経根痛を誘発するが、正常な脊髄神経根の圧迫は痛みを生じない。
バルーンカテーテルを使って正常人の脊髄神経根を圧迫すると、錯感覚(paresthesia)と感覚鈍麻が誘発されるが痛みではない。正常な脊髄後根を牽引しても痛くない。しかし、傷害歴のある脊髄神経根を鑷子で圧迫したり、縫合糸をかけて牽引したりすると、特徴的な神経根痛が走る。
(加茂)
自由終末と脊髄を継ぐ部分からインパルスが発生することはめったにない。特徴的な神経根痛と思われたときは、ヘルニアよりは神経腫とか神経の傷害、脱髄を想定すべき。私は残念ながらそのようなヘルニアにかかわる痛みをみたことがありません。医師としてめったにないこともでも一応想定すべきことではあるが、まずはもっとも多いことを想定して治療にあたるべきである。
(外部リンク:加茂整形外科医院(「臨床医のための痛みのメカニズム」)より引用)
また、筋肉の衰えや骨が歪んでいることで良く例えられるのが腹筋と背筋のバランスが悪いという理由で腰が痛くなったり、背骨が曲がったりするということですが、それも結果であって原因ではありません。
では、一体何が原因なのですか?
新常識!!痛みの原因は「筋拘縮」
痛みの原因は筋拘縮による血流不足や関節包の圧迫です。
・・・筋拘縮?
筋拘縮は簡単に言うと力を入れているつもりがないのに硬くなってしまっている筋肉で、一般的には筋肉のコリのことを指します。その筋拘縮が痛みのメカニズムである血流不足や関節包の圧迫を引き起こします。
今、肩の筋肉が張っていませんか?
パンパンに張っています。
では、肩の力を抜いてみてください。
肩の力が抜けないです。抜こうとしてもパンパンに張っています。
それが筋拘縮です。
良い筋肉は、力を入れなくて良い時や力を抜きたい時にフニャッと柔らかくなり、力を入れたい時にしっかりと力が入る筋肉です。
よく、運動している時や施術中に力を抜いてくださいと言われる人も多いようですが、筋拘縮があると力を抜くことができないのです。
・・・う~ん、筋拘縮が原因なんですか?
でも、確かに筋肉が硬くなっているところに痛みがあるので「血流不足」、「関節包圧迫」について詳しく教えて下さい。
「筋拘縮の特徴」と「血液が運搬するもの」
痛みのメカニズムを理解する前に、筋拘縮の特徴を知っておくことは重要です。以下、筋拘縮の特徴を覚えておいてください。
- 筋肉が短くなる
- 筋肉が太くなる
- 筋肉が硬くなる
また、血液が運搬する主要なものは以下のようなものです。覚えておいてください。
- 酸素
- 栄養素
痛みのメカニズム(その1)-筋拘縮による「血流不足」
筋拘縮によってなぜ血流不足になり、なぜ痛みが発生するか、説明しますね。
筋拘縮によって血管や毛細血管が圧迫され、血流が悪化することにより、酸素と栄養素の供給が滞る現象が生じます。
酸素と栄養素の供給が滞ると問題あるのですか?
はい、実は大きな問題です。
特に酸素不足が生じると、生命維持が難しくなるため、ブラジキニンと呼ばれる危険な信号が血中(血漿)から分泌されます。
ブラジキニン受容体がその危険な信号を感知し、神経を介して脳に伝達されます。そして、ブラジキニン自体が痛みを引き起こす物質であるため、これにより人は痛みを感じるのです。
圧痛点、トリガーポイントの発生
(外部リンク:筋膜性疼痛症候群研究会(圧痛点、トリガーポイントの発生)より引用)
異常なfascia(結合組織)が発生すると、その部分の血流が阻害されその部位が酸素欠乏になります。酸素欠乏が起きると血液中の血漿からブラジキニンなどの発痛物質が生成されて、それが知覚神経(C線維)の先端にあるポリモーダル受容器に取り込まれて痛みを感じます。
このような症状が発生して物理的に圧力を加えると痛みを感じる点を圧痛点と呼び、その中で以下に記載をする働きにより、物理的に圧力を加えると広範囲に痛みを感じる点を発痛点(トリガーポイント)と呼びます。
・・・そうなのですね。
少し理解しにくいですが、、、
登山中に高山病になった人を見たことはありますか?
はい、あります。
頭痛があったようで、山頂付近で酸素を吸っている人を見ました。
はい、それが酸素不足による痛みです。
山頂付近では酸素が少ないため、高山病になり頭痛が発生することがありますが、筋拘縮による酸素不足の頭痛は、酸素が十分にある地上で発生するのです。
具体的に言うと、通常は心臓から出た血液が肩と首を通って頭に到達し、そこで酸素供給が行われます。しかし、肩と首に筋拘縮があると、血管が圧迫され、血液(酸素)の供給が阻害されます。その結果、酸素不足が起きて頭痛になるのです。
なるほど!理解できました。
地上の頭痛の原因は、頭に酸素が届きにくくなっているためであり、原因は肩、首周りの筋拘縮である可能性があるということですね。
はい、それが血流不足による痛みです。
血流不足のために酸欠状態になると覚えておいてください。
- 筋拘縮による痛みは、酸素不足以外にも栄養不足や炎症物質の蓄積などが影響する可能性があります。
- 高山病の場合、頭痛の神経伝達物質についての特定は一般的には知られていませんが、一般的な頭痛に対して筋肉弛緩療法が効果的な場合が多いです。
痛みのメカニズム(その2)-筋拘縮による「関節包の圧迫」
筋拘縮によって、関節包が圧迫され、その結果痛みが生じる仕組みを説明しますね。
関節包は、膝、肩、肘、股関節などの関節を覆う膜があり、この膜には痛覚受容体が存在するため、圧迫が加わると痛みを感じることがあります。
なるほど、神経と同じように圧迫すると痛みを感じるのですね。
いえ、神経には痛覚受容体がないですし、神経圧迫による痛みはほとんどないと言ってるドクターがいます。一方、関節包には痛覚受容体が存在し、そこで痛みを感じるということです。
・・・今までの常識が当てはまらない。
では、話を元に戻しますね。
筋拘縮によって関節包が圧迫される原因は、テコの原理が作用するからです。
・・・テコの原理?
テコの原理は、支点、力点、作用点の関係により、大きな力を発揮しやすいという特性を持っています。
腕を例に取ってテコの原理を説明しましょう。
腕を曲げているときには痛みがないのに、腕を伸ばしたときに肘に痛みが生じる場合を考えてみましょう。
上の画像のように、関節をまたぐ筋肉が拘縮して伸びにくい状態になっている場合、腕を伸ばす際にどのような影響があるか考えてみましょう。
正解は、以下のように、支点(肘関節)に強い力がかかります。
関節には関節包が存在し、関節包には痛覚受容体が備わっています。
したがって、関節包が強い力で圧迫されることにより、痛みを感じることがあるのです。
なるほど!理解できました。
関節を動かす際に痛みがあるのは、テコの原理によって関節包が圧迫されているためであり、その原因として関節周囲の筋拘縮である可能性があるというこですね。
はい、それが関節包の圧迫による痛みです。
なぜ、筋拘縮してしまうのか?
筋肉が硬くなることは、悪いことなのですね。
いえ、筋肉が硬くなることは必ずしも悪いことではありません。
交通事故に遭った場合、たとえば車に乗っていて後ろから追突されたとき、むち打ちになる方が多いと考えられます。
これはなぜでしょうか?
首の筋肉が硬くなるからですよね?
そうですね。
さらに詳しく説明すると、むち打ちになる理由は身体を守るためです。首に強い力がかかった時に首の筋肉が硬くならなかったら、どうなると思いますか?
筋肉が伸び切ってしまうとかですか?
伸び切るだけならまだ良いですが、強い力がかかると、筋肉が伸び切った後に脊椎や頭部に対するダメージがより大きくなり、筋肉が引きちぎれ、出血多量になる可能性も考えられます。
それって大変なことじゃないですか~!!
ええ、そうならないように、筋肉は負荷がかかったときに身体を守るために硬くなる仕組みがあります。要するに、身体の防御システムが作用するのです。
筋肉が硬くなることはありがたいことなんですね。
そうですね。
ただ、筋肉は負荷がかかったその瞬間だけ硬くなってくれれば良いのですが、常に危険を感じて硬くなってしまう場合があるということです。これが筋拘縮であり、身体の防御システムが過剰に働いている状態なのです。
筋拘縮(過剰に防御システムが働いている筋肉)に対して、強いストレッチ、マッサージ、筋トレを行うとどうなるかを想像できるでしょうか?
さらに身体が危険を感じるということですか?
はい、その通りです。
さらに身体が危険を感じると、筋拘縮が強化され、これが血流の制約や痛みの増大、可動域の制限といった悪化を招く要因となります。つまり、状態が悪化する可能性が高まります。
他院で受けた施術中に、強いストレッチや強いマッサージによる痛みを感じた経験があります。これらの痛みは、おそらく筋拘縮が強くなっていたのでしょうか?
筋拘縮が強くなっていた可能性は高いですね。
痛みは身体からのアラームです。
施術中に痛みが生じた場合、それは身体がその施術や特定の姿勢を避けるべきであることを示しているサインなのです。
他院で「痛みに耐えないと良くならない」と言われて施術や治療を受けることがあるようですが、痛みは身体からのアラームであるため、痛みを伴う施術や治療はお勧めできません。
ストレッチ、マッサージは悪いこと?
ストレッチ、マッサージは悪いことなのですね。
いえ、ストレッチやマッサージは決して悪いことではありません。
これらの施術は、柔軟性を高めたり身体に溜まった老廃物の排出を促進したりする効果があります。
ただし、筋拘縮が存在する時にストレッチ、マッサージ、筋トレなどを行い、過度な負荷をかけると、筋拘縮がさらに強化され、痛みが強まる可能性があることを考慮する必要があります。
つまり、ストレッチ、マッサージ、筋トレは筋拘縮による痛みを改善する効果的な手段ではない可能性があります。
なるほど!理解できました。
筋拘縮を予防するために、どの点に注意すればよいでしょうか?
筋拘縮を予防するために、筋肉に過度な負荷をかけないようにする必要があります。
しかし、注意していても筋拘縮が発生する可能性がある状況が存在します。以下のケースが考えられます。
・無意識の時、筋肉に強い負荷がかかった状態
・日常的に筋肉に負荷がかかりやすい状態
・・・そうなのですね。
もう少し具体的に、筋拘縮が発生しやすいケースを教えてください。
筋拘縮になりやすいケース(その1)-無意識の時に、筋肉に強い負荷がかかった状態
無意識の時に、筋肉に強い負荷がかかった場合、筋拘縮が発生することがあります。具体的な例として、交通事故によるむち打ちなどが考えられます。
「無意識の時」は関係しますか?
ええ、関係性は確かにあります。
例えば、ラグビーのようにスポーツで体当たりをする際、急激な筋拘縮が進むことは少ないです。これは、予め身体にどのくらいの力が加わるかなどを予測し、意識できるからです。
要するに、身構えている状態では、交通事故などの場面でもある程度、筋拘縮を防ぐことができるということですね。
でも、私は交通事故に遭ったことはないのに痛みを感じることがあります。それはなぜでしょうか?
交通事故に遭ったことない人は多いと思います。
ほとんど場合は、日常的に筋肉に負荷がかかりやすい状態で筋拘縮が増えてしまうと考えられます。
筋拘縮になりやすいケース(その2)-日常的に筋肉に負荷がかかりやすい状態
日常的に筋肉に負荷がかかりやすい状態とは、言い換えれば骨盤のゆがみが関与していることを指します。骨盤のゆがみには、骨盤前傾や骨盤後傾などのタイプが存在します。
骨盤のゆがみがあると、体重の負荷分散が適切に行われず、特定の筋肉に負荷が偏る状態が生じます(「猫背タイプ」と「反り腰タイプ」のような状態です)。
このような負荷が日常生活で持続的にかかり続けるため、筋肉に常に負担がかかりやすい状態になります。
なるほど!理解できました。
つまり、正しい姿勢を維持することで、筋拘縮の発生が減少し、痛みが予防できる可能性が高まるということですね。
はい、その通りです。
そして、負荷のかからない姿勢をニュートラルポジションと言います(上記画像の姿勢です)。
つまり、痛みを予防するためには骨盤の位置を正常に戻すことが大切なのです。
なるほど!理解できました。
ということは、骨盤矯正を行って正しい姿勢を保つようにすれば良さそうですね。
いえ、骨盤矯正を行っても、根本的には改善しない可能性があります。
・・・今回は正解だったと思ったのに、、、
ここで重要な考え方があります。
骨盤や骨の位置は何によって決まるのでしょうか?
う~ん、ちょっとわからないですね。
そもそも骨盤や骨の位置なんて生まれてから、変わっていないんじゃないですか?
反り腰や猫背の強い赤ちゃんって見たことがありますか?
・・・見たことがないですね。
先天的に骨の位置がズレたり曲がったりしない限り、基本的には生まれた時の骨盤の位置は正常の位置にあるはずです。
実は、骨盤の位置がズレているのも、筋拘縮が原因の可能性があることがあります。
筋肉は必ず骨についているのですが、筋肉が拘縮していると筋肉が短くなり、骨を引っ張ってしまうのです。骨盤も骨なので、同じようにこの影響を受け、骨盤の位置がズレてしまいます。
なるほど!理解しました。
つまり、筋拘縮の主な原因は姿勢の悪さにより、筋肉に日常的に負荷がかかりやすい状態にあることで、それが筋拘縮を引き起こし、それによって痛みが生じるということですね。
しかし、姿勢の悪さと痛みを改善するためにはどのような方法がありますか?
姿勢の悪さと痛みを改善するには?
姿勢の悪さや痛みの主な原因は筋拘縮ですが、この筋拘縮を解消する方法が存在します。
筋拘縮を解消するためには、筋拘縮に負荷をかけない姿勢をとり、それを約90秒間キープします。つまり、負荷のかからない状態を保持することで、筋拘縮が解消されるのです。
それで本当に筋拘縮が解消できるのでしょうか?
理論的な説明はありますが、長くなるため別ページで説明します。
一度体験していただくことで、より理解しやすくなると思います。では、筋肉弛緩療法のセルフケア術を試してみましょう。
筋肉弛緩療法のセルフケア術をやってみよう!
筋肉弛緩療法のセルフケア術って何ですか?
簡単に言うと自分で筋拘縮を解消する手技で自分の痛みを自分で改善することができます。
なるほど!理解できました。
自分自身でケアをするからセルフケア術なのですね。
筋肉弛緩療法のセルフケア術をする前に以下の動画を見てください。
動画の注意点を守らないと悪化する可能性が高いので、セルフケア術を試される場合は必ずご確認ください。
注意点を踏まえた上でセルフケア術をやってみましょう。
姿勢をとった時に痛みや違和感がある場合は、セルフケア術を中断してください。悪化する可能性が高いです。
あれ?肩が軽くなり痛みも少なくなりました。ハリ感も少なくなってます!!
はい、これが筋拘縮を解消したということです。
でも、まだ痛みは残っていますね。
ええ、筋拘縮の解消には個人差があります。筋拘縮が強い場合や筋肉の質が悪かったりする場合は、筋拘縮を解消するのに時間がかかります。もう一度、肩のセルフケア術をしてみてください。
もっとラクになりました!!
少しずつですが、筋拘縮を解消すると段々ラクになっていきますよ。
直ぐには良くならないのですね。
ええ、強い痛み出ている方や可動域制限が強い方は時間がかかりますが、少しずつ良くなっていきますよ。
では、セルフケア術を全身にして自分で身体を改善していきたいと思います。
ええ、それが理想ですが少し難しいと思いますよ。
肩こりのセルフケア術は比較的しやすいですが、腰、膝等は姿勢が取りにくいですし、背中とかは自分で触診することは難しいです。
また、最初のうちは可動域が少なくセルフケア術では無理な姿勢になり悪化する可能性があります。
・・・ではどのようにすれば良いのでしょうか?
最初のうちは、筋肉弛緩療法の整体術を受けて、可動域が良くなってきたらセルフケア術をすることをお薦めしています。
筋肉弛緩療法の整体術を受けてみよう!
筋肉弛緩療法の整体術って何ですか?
簡単に言うと筋拘縮を解消する手技を、整体術を専門にしているセラピストに施術をして貰うことで改善することができます。
なるほど!理解できました。
セラピストの施術を受けるのが整体術なのですね。どこで受けることができるのでしょうか?
東京都足立区にある観音整体院というサロンで受けることができます。
足立区の北千住駅から東武スカイツリーラインで2駅先の五反野駅から徒歩5分のところにサロンがあります。
ありがとう御座います!!
もう少し詳しく筋拘縮と筋肉弛緩療法の理論について知りたいのですが、、、
わかりました!理論については私から説明しますね。
・・・よろしくお願いします!!(この人誰?)
観音整体院 院長の山田です。
筋拘縮の理論について次のページで説明します。
まとめ
- 痛みの原因は、筋拘縮による血流不足、関節包の圧迫
- 痛みの改善方法は、筋肉弛緩療法による筋拘縮の解消
- 筋肉弛緩療法は、硬い筋肉に負荷が掛からない姿勢をとり90秒間キープする手法
予約、お問い合わせ
ご不明の点がございましたら、お気軽にご相談頂きたく思います。(電話番号:03-6807-2853)